HANAオーガニック代表 林田七恵さんに突撃インタビュー!
百聞は一見にしかず!
あれこれうんちくを並べる前に、HANAオーガニックの開発責任者・代表である林田七恵さんにインタビューする機会を頂きました!
気になることを質問してみます!
ハナオーガニック林田七恵さんに質問
編集部:本日はこのような機会を頂きありがとうございます!
−林田さん:せっかくお話できる機会に、バッチリ日焼けしてしまっていてすみません(笑)
実はマリンスポーツが好きで、先日海に行ってはしゃぎすぎてしまって…
編集部:海の日焼けは怖いですよねー(笑)
でも、マリンスポーツが好きなのに全然シミがありませんね!
−林田さん:私はもう10年以上、自分で作ったハナオーガニックを使い続けています。
人間の肌は常に生まれ変わっていますから、その健康な生まれ変わりを助けてあげていれば、シミも日焼けも必ず消えるんです。
編集部:すごい説得力!
早速ですが、林田さんがハナオーガニックをつくった経緯について教えてください。
−林田さん:私は12年にわたって化粧品メーカーで無添加化粧品の開発に携わってきました。
当時からそれなりに肌には気を使っていたんですが、どうしてもシミやくすみの悩みは消えなくて…
「無添加化粧品」って言うと肌に優しいもののようなイメージがありますが、実は旧厚生省が指定した特定のアレルギー物質が無添加なだけで、石油を原料とする合成成分などはたくさん使用されているんです。
だから、本当に人間にとって刺激のない、本当に肌に優しい化粧品をつくろうと思って始めたのがHANAオーガニックです。
編集部:無添加化粧品と言っても、石油成分はしっかり入っているんですね。
やっぱり、石油成分って肌に悪いモノなんでしょうか?何故そんなものを使うんでしょう?
−林田さん:「石油成分が肌に悪い」とは一概には言い切れません。
石油を使った合成成分はとても安定性が高く、化粧品の品質を一定に保つためにはすごく役に立ってくれるものです。
でも、どうしてそれが肌に合わない人がいるかというと、石油成分は人間には分解できないからです。
人類は数億年前に地球に誕生して、途方もない時間の中で進化してきました。
その過程で、人類のすぐ近くにあり続けた植物や動物が作る成分というのは、当然人間の肌についたり身体に入ってきたりしたわけです。
人類の進化の過程で、それら”自然な成分”は、人間が自分の力で分解したり有効に取り入れたりすることが出来るようになったんです。
でも、石油は違います。
石油は、ほんの100年前まで地面の奥深くに眠っていたものであるため、人類は石油に対して分解したり排出したりする仕組みを全くもっていないんです。
だからこそ、強引に排出するための”アレルギー反応”を起こしてしまう人がいるという訳です。
編集部:なるほど。石油は人間にとって馴染みのない成分だと言うことですね。
その石油成分を使っていない事が、オーガニックコスメの定義なんでしょうか?
−林田さん:「オーガニックコスメ」の定義は、それを認証する団体によって微妙に異なります。
しかし、世界にいくつかある国際的なオーガニックコスメ認証団体に共通するのは、以下の項目です。
・石油由来成分を一切使っていないこと
・植物原料のうち70〜90%以上がオーガニック栽培植物であること
・動物を殺して抽出する成分を使っていないこと
編集部:植物原料であるだけでなく、その植物が農薬を使っていないオーガニック栽培であることも求められるんですね。
林田さんが考える、オーガニックコスメのメリット・デメリットとは何でしょうか?
−林田さん:まずオーガニックコスメのメリットは、「肌に合わない」「肌が荒れる」といったアレルギーのリスクが非常に低いこと。
そしてもう一つは、自分自身の本来の再生能力を活かして肌だけでなく全身を整えてくれることです。
逆にデメリットは、ケミカルコスメに比べて効果の即効性が低いこと。
ケミカルコスメでは、数多くの実験によって効果が実証された成分が使用されており、それを使えば確実な作用が期待できます。
一方で、そのようなケミカル成分に頼っていると、自分自身の免疫力、再生力を低下させてしまうリスクもあるんです。
編集部:オーガニックコスメは即効性は低いけど、自分自身の再生力を引き出してくれる。
なんだか、西洋医学と東洋医学の違いみたいですね。
−林田さん:まさにその通りです。
よく「オーガニックは効かない。ケミカルは危ない」というように、ケミカルコスメとオーガニックコスメを対立させて考えてしまう風潮がありますが、この2つは対立するものではなく、目的に合わせて使い分けるべきものなんです。
ケミカルコスメは、対症療法的に炎症を抑えたり排出を促したりする即効性には優れています。
オーガニックコスメは、根本的療法として自律神経のバランスを整えたり、皮膚常在菌のバランス、肌の健康なターンオーバーを促進して、自分自身の力で身体を癒やしていく事を促してくれます。
風邪を引いた時に仕事があれば、即効性を求めて医薬品を飲みますが、慢性的な疲れや体調不良などをゆっくり改善していきたい時には漢方薬などを使いますよね。
編集部:よく分かりました。
では、そのオーガニックコスメとして作られたHANAオーガニックはどんな人にオススメなんでしょうか?
林田さん:まず使ってほしいのは敏感肌の方です。
現代社会は大気汚染、栄養の偏り、多忙な生活などでホルモンバランスが崩れ、敏感肌になっている方が非常に多いんです。
敏感肌は、既に自分自身の再生力が低下している状態ですので、低刺激で肌の力を整えてくれるオーガニックコスメが適していると思います。
それから、シミ、シワ、くすみなど長年の悩みを抱えている方です。
加齢によって皮脂の分泌量などは低下していきますが、それでも人間の肌というのは何歳になっても潤いを保つ機能があるんです。
肌にうるおいが満ちて、健全にターンオーバーしている限り、シミやシワは消えていくはずなんです。
消えないのは、肌が健康になっていないから。
ケミカルコスメでの対症療法よりも、オーガニックコスメで肌を根本的に健康に導くことが大事だと思います。
編集部:HANAオーガニック、私も使ってみたくなりました!
林田さん、今日はありがとうございました!
−林田さん:こちらこそ、ありがとうございました♪